
【この記事でわかること】
「子どもの送迎で車が必要になった」「転職先で運転することになった」。運転を再開したいと思っても、長くハンドルを握っていないと、発進や右左折、駐車を一人でできるか不安になるものです。
久しぶりの運転では、以前と同じ感覚で走れると決めつけず、使う車の操作や交通ルールを確かめるところから始めましょう。運転前の準備を済ませたうえで、今できることと、練習が必要なことを分けて考えることが大切です。操作や判断に不安が残るときは、ペーパードライバー講習で指導員と一緒に確認する方法もあります。
車を動かす前に、運転できる免許・保険の条件、車の状態と操作方法、交通ルールを確認しましょう。走り出してから操作を探したり、標識の意味に迷ったりしないよう、停車中に済ませられる準備を先に行います。
まずは運転免許の有効期限と条件を確認します。使う車が免許の種類や条件に合っているか、眼鏡などの条件が付いていないかも確かめましょう。有効期限や必要な手続きが分からない場合は、運転前に運転免許センターなどへ相談してください。
家族の車を借りる場合は、自動車保険が自分の運転にも適用されるかの確認が必要です。車に保険がかかっていても、運転者の範囲や年齢の条件が自分に合っているとは限りません。契約者と確認し、判断できない点は保険会社に問い合わせておきましょう。
運転する人の準備とあわせて、車の状態も確認します。タイヤや灯火類などの日常点検を行い、不具合が疑われる場合は運転を始めず、整備工場などで点検を受けましょう。国土交通省も、日常点検で異常を感じた場合は点検整備を受けるよう案内しています。
参考:国土交通省「日常点検」
車に乗ったら、安全に停車した状態で座席とミラーを調整します。ブレーキを無理なく踏める位置か、前方や左右、後方がどう見えるかを確かめてください。以前と違う車を使う場合は、車体の大きさや運転席からの見え方も確認しておきます。

ウインカー、ライト、ワイパー、シフト、駐車ブレーキの位置と使い方も、走り出す前に確認しましょう。操作方法は車によって異なるため、記憶だけに頼らず、取扱説明書で確かめます。発進や停止の操作自体に迷う場合は、公道で試すのではなく、講習で基礎から確認してください。
一時停止の標識や交差点での通行方法、横断歩道での対応などは、再開前に復習しておきたい内容です。以前よく走っていた道でも、標識や道路の状況が変わっていることがあります。
横断歩道に近づくときは、横断する歩行者がいないことが明らかな場合を除き、手前で停止できる速度で進む必要があります。横断中、または横断しようとしている歩行者がいるときは、横断歩道の手前、停止線がある場合はその手前で一時停止し、通行を妨げないようにします。後続車がいても、歩行者の確認を省かないようにしましょう。
また、2026年9月1日から、中央線や車両通行帯、中央帯などが設けられていない一般道路では、自動車の法定速度が時速30kmに引き下げられました。道路標識や道路標示で最高速度が指定されている場合は、その指定に従います。「前はこのくらいで走っていた」という感覚で判断せず、現在のルールを確かめておきましょう。
運転を再開するときは、目的地まで走り切ることを急がず、操作と周囲の確認を一つずつ確かめましょう。練習する距離だけでなく、道路、時間帯、駐車する場所、体調まで考えて予定を立てることが大切です。
買い物や送迎に車を使いたくても、最初から長い距離や初めての道を一人で走るのは避けましょう。発進・停止、ハンドル操作、周囲の確認に迷う場合は、まず指導を受けながら練習できる環境を選びます。
ひととおりの操作と安全確認を練習したら、必要なルートの一部分から確認していきます。たとえば子どもの送迎が目的なら、初めての練習と実際の送迎を分け、時間に追われない状態で道や駐車場所を確かめましょう。行きだけでなく、帰り道の右折や車線変更も練習に含めます。
「何回練習したから一人で走れる」と、回数だけで判断しないことも大切です。ブランクの年数が同じでも、以前の運転経験や今できる操作、走りたい道は異なります。一人で運転してよいか迷う場合は、指導員に現在の運転と予定しているルートを見てもらいましょう。
練習を始めるときは、天候がよく、周囲を見やすい明るい時間帯を選びましょう。道路は交通量だけでなく、道幅、見通し、歩行者や自転車の通行も考えて選びます。住宅街は車が少なくても、狭い道や見通しの悪い交差点があるため、必ずしも練習しやすいとは限りません。
最初から雨天や夜間、高速道路まで一度に練習しようとせず、必要な場面を分けて取り組みます。通勤で高速道路を使う予定があるなら、一般道での操作や周囲の確認を練習したうえで、合流などを指導員と確認しましょう。
練習場所にも注意が必要です。店舗などの駐車場を無断で練習に使わず、施設の利用ルールや許可を確認してください。
車を動かす操作と、歩行者・自転車・ほかの車の動きを確かめることを、あわせて練習しましょう。右左折では曲がる方向だけを見ず、横断する歩行者や対向車などにも注意が必要です。
ハンドルやペダルの操作に気を取られ、周囲を見る余裕がないと感じる場合は、難しい道路へ進むのを急がないでください。どの場面で操作に迷うのか、何を見落としやすいのかを指導員と確認し、練習する内容を整理しましょう。
道を間違えたときも、慌てて曲がったり、急に車線を変えたりしないことが大切です。出発前に経路を確認しておき、走行中に迷っても、無理な進路変更を避け、安全に駐車できる場所で経路を確認し直しましょう。
目的地まで走れることに加え、到着後に駐車できるか、帰るときに道路へ出られるかも確認しておきましょう。自宅の車庫と買い物先の駐車場では、入口の幅や車の向き、周囲の見え方が違うことがあります。
駐車では、バックモニターだけに頼らず、ミラーや目視でも周囲を確認します。一度で入れようと焦らず、車の位置が合わなければ停止して切り返しましょう。車を動かす前には、そのつど周囲を確かめます。
実際に使う駐車場所では、駐車枠に入れる練習だけでなく、車庫や駐車場から出る際の見通し、歩行者や自転車の通行も確認します。駐車が不安なら、「どの場所の、どの動きに困っているか」を講習の相談時に伝えると、練習したい内容が明確になります。
久しぶりの運転では、一度の練習で多くの課題を片づけようとしないことが大切です。仕事の後で疲れている日や、体調がすぐれない日は、予定を見直しましょう。運転中に疲れを感じたら、安全に駐車できる場所で休憩を取ります。
時間が決まっている送迎や用事を、最初の練習の機会にしないことも一つの方法です。焦りや緊張で周囲を確認しにくいと感じるなら、無理に一人で練習を続けず、不安な場面を整理して講習で相談してください。
車の操作や周囲の確認、道路での判断を自分で確かめきれないときは、ペーパードライバー講習を検討しましょう。指導員に実際の運転を見てもらい、できていることと練習が必要なことを分けて確認する方法です。
家族などに同乗してもらう練習は、操作や安全確認ができていて、慣れたルートを繰り返し走りたい場合の選択肢です。ただし、一般の同乗者がいるだけで、操作ミスに対応できるわけではありません。
「もっと右に寄って」と言われても、どの位置を見ればよいか分からないなど、運転する人と同乗者で感覚が合わないこともあります。苦手な操作を言葉だけで直そうとして、かえって焦る場合もあるでしょう。
アクセルやブレーキの操作に迷う、周囲を見る余裕がない、右折や車線変更の判断が分からない場合は、講習で基礎から確認するのがおすすめです。運転を再開する前に、不安を感じる場面を指導員に伝えてみましょう。
講習で練習したいことは、「運転に慣れたい」だけでなく、生活の場面に置き換えて伝えましょう。「自宅の車庫から出るのが怖い」「保育園までの道に右折がある」「買い物先の駐車場に入れたい」など、目的を具体的にすると、確認したい操作や経路を整理できます。
発進・停止などの基礎、右左折や車線変更、駐車、普段使うルートのうち、何を練習できるかを講習先に相談してください。基本的な操作に不安がある場合は、場内から始められるかも確認しておきましょう。
必要な練習量は人によって異なります。ブランク年数だけでなく、以前どの程度運転していたか、現在できること、運転を再開してどこへ行きたいかを伝え、課題に合う内容を検討することが大切です。
ゆめのり自動車教習所では、運転経験やこれからの目的に合わせたペーパードライバー講習をご案内しています。「絶対に怒らない」をモットーに、操作の理由もお伝えしながら教習を進めます。基本操作に不安がある方は、場内から段階的に路上へ進むプランをご相談いただけます。
「普段使う車で駐車を練習したい」「自宅から送迎先までの道を確認したい」という方には、出張・マイカー教習にも対応しています。使う車と実際のルートで、運転を再開するために練習したいことをご相談ください。
出張の基本エリアは大宮校・志木校から片道10km圏内です。場内での練習や出張・マイカー教習は6時限・10時限プランが対象で、単発プランは対象外となります。マイカーは路上教習で使用し、場内では教習車を使います。受講前に自動車保険の加入状況をご確認いただき、駐車場代や高速道路の通行料金は別途ご負担いただきます。
ペーパードライバー講習には教習期限がなく、仕事や家庭の予定に合わせて受講できます。公式LINEでは、ブランク年数や不安な操作、これから走りたいルートを伺い、講習プランをご案内します。一人で運転を再開するのが不安な方は、まず現在の状況をお聞かせください。
入所金0円、通学回数は最大半分、指導員は絶対に怒らないのがゆめのり流。あなたのペースに合わせたプランを、LINEでご案内します。
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